自動車リサイクル高度化財団に拠出

2019年06月06日

マツダが、2005年1月1日にスタートした自動車リサイクル法に基づき、使用済み自動車のシュレッダーダスト、エアバッグ類、フロン類の特定3品目について、2018年度(2018年4月1日から2019年3月31日)の再資源化などの実績を公表しました。

エコ

報告によれば、2018年度のASR(自動車シュレッダーダスト)の引取りが15万台、重量で約2万9400トンとなっており、このうち約2万8700トンを再資源化したのだそうで、ASRの再資源化率は97.8%となり、2015年度以降の法定基準70%を2008年度から継続して達成、車両のリサイクル実効率で99%を超えているようですよ。

また、エアバッグ類は、13万台、計53万個を引取り、回収処理または車上作動により再資源化を行い、エアバッグ類の再資源化率は94.2%と法定基準85%を上回ったのだそうで、企業努力がうかがえますね。

また、フロン類についても14万台を適正に処理され、特定3品目の再資源化などに要した費用の総額は、なんと14億9000万円で、資金管理法人から払い渡しを受けた預託金の総額は17億4000万円、全体収支は2億5000万円の黒字となったのだそうです。

このうち2億4000万円を自動車リサイクルの調査・研究などへの助成および事業を行う自動車リサイクル高度化財団に拠出し、2012年導入の新型車より最新の実績を反映したリサイクル料金の見直しを実施しているわけですから、本当に素晴らしい企業ですね。

プロ野球の広島が強いのは、このように正しいことを行う姿勢を神様がみてくれているのでしょうね。



タグ :リサイクル

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