スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

食用油の紙パックのリサイクルシステムを構築

2025年03月05日

TOPPAN、J-オイルミルズ、コアレックス信栄が、使用済みの食用油の紙パックをリサイクルするシステムを構築し、2025年4月1日より、使用済みの食用油の紙パックを資源ごみとして全国初の行政回収を静岡県裾野市で開始します。

食用油の紙パックのリサイクル

牛乳パックや一部の酒パックは「洗って、開いて、乾かして」回収BOXに入れることで資源ごみとしてリサイクルが可能となるのですが、その一方で、食用油の紙パックの場合、生活者が十分に洗って油を取り除くことは、排水への影響から推奨されていないうえ、作業負荷も大きく、牛乳パック等と同様のリサイクルルートに乗せることは困難だったのだそうで、これまでは自治体による行政回収のおいては一般的に可燃ごみとして扱われていました。

しかし、今回、TOPPANとJ-オイルミルズにて食用油の紙パックのリサイクル適性検証を実施し、古紙リサイクル技術に強みを持つコアレックス信栄と連携することにより、「使いきって、たたんで、キャップをして」資源ごみに出すことで食用油の紙パックのリサイクルが可能となったのだそうで、紙資源の回収に積極的に取り組む裾野市において、2025年4月1日より、食用油の紙パックを資源ごみの対象としての回収が開始されるのだとか。

今後は裾野市同様の協力自治体を拡大していくことで、食用油など幅広い液体用途で使用されている紙容器リサイクルの可能性を高め、循環型社会の形成に貢献していきたいのだとか。

  

Posted by west at 08:55Comments(0)リサイクル

タイガー魔法瓶、9万本分以上のステンレスボトルの回収

2024年12月13日

2021年10月より使用済みステンレス製ボトルの回収と再資源化を行なってきたタイガー魔法瓶が、2024年10月31日時点で、約93,400本分相当を回収したのだそうで、この回収されたステンレス材は再び製品化されているのだそうで、今後ますますサーキュラーエコノミーを実現しようとしています。

リサイクル

2024年10月31日時点で、同社の取り組みのパートナー数は20社、ボトルの回収ボックスの設置数は全国459箇所に達し。2024年単年の回収数は約6万本分相当となり、2021年10月からの累計回収数は約9万3400本分相当(約2万9900kg)にのぼるのだとか。

同社がステンレス製ボトルのサーキュラーエコノミー(循環経済)実現に向けて2020年に設定した目標は、「2030年までに使用済みステンレス製ボトルの回収率10%を達成すること」「リサイクル樹脂を使用したステンレス製ボトルの割合50%を実現すること」「企業・自治体・団体含むパートナー100社と協業すること」の3つ。

回収されたステンレス製ボトルは、リサイクル専門業社へ送られ、そこでボトル本体とせんに分別され、ボトル本体からはステンレス原料が、せんからはPP樹脂(ポリプロピレン)原料が再資源化されます。

リサイクル業社専門にて回収されたステンレス原料は、ステンレスメーカーへ引き渡され、新たなステンレス材に。PP原料は樹脂製品メーカーへ引き渡され、タイガー魔法瓶の自社工場で使用される樹脂製ボックスに生まれ変わるのだとか。

  

Posted by west at 11:13Comments(0)リサイクル

洗剤つめかえパックのリサイクル性向上

2024年10月23日

ライオンが、プラスチック資源循環に向けた取り組みの一環として、リサイクル性を向上させた詰め替えパックを初めて採用した「ルックプラス バスタブクレンジング クリアシトラスの香り つめかえ用大サイズ」を、数量限定で11月に発売するのだそうです。

ルックプラス バスタブクレンジング クリアシトラスの香り つめかえ用大サイズ

日用品で用いられる詰め替えパックの多くは、複合素材で構成されていて、容器としてリサイクルすることが困難だったのですが、ライオンは、この課題に対し、東洋インキと共同で、洗剤などの日用品の包装容器にも利用できる「剥離リサイクル技術」を開発し、これにより複合素材を分離し、高純度な単一素材としての回収が可能となることから、プラスチックリサイクルの促進が期待できるとしています。

一般的に、 詰め替えパックを含む「軟包装」と呼ばれるフィルムパッケージは、用途ごとに異なる要求性能を確保するため、ポリオレフィンやポリエステルなどのフィルムの間に、印刷インキと接着剤といった多素材を用いる複層構成(積層フィルム)になっていて、これに対し東洋インキでは、複数の素材のフィルム同士を剥離し、印刷用インキをプラスチックから取り除くことにより高純度な単一材質として素材を回収する「剥離リサイクル技術」を開発しており、この技術で、水中でのアルカリ処理により接着剤層が溶解し、ナイロンやPETからなる表フィルム層とポリエチレンからなるフィルムが剥離するのだとか。

剥離後に、比重の大きい表フィルム層は沈み、比重の小さいポリエチレンフィルムは浮いてくることによって、高純度なポリエチレンフィルムを回収できるようで、ライオンは、この技術をもとに東洋インキとともに改良を重ね、洗剤などの内容物の品質や物理的な強度を担保しながら、リサイクルが容易にできるつめかえパックの製品化を実現。

市場への本格展開は2025年中を目標としており、今回の技術をつめかえパックの標準的な技術として広く利用できるよう、リサイクルしやすい包装容器の設計ガイドラインの策定に取り組んでいくようです。


買取のことなら  

Posted by west at 11:58Comments(0)リサイクル