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印刷層を容易に脱離させるプライマー
2023年10月04日
プライマーというのは下塗り塗料のことで、プラスチック基材と印刷層の間にプライマーを塗工しておけば、リサイクル時にアルカリ水を用いることで、印刷層をスムーズに脱離できるのだそうで、さらにポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリオレフィンなどのプラスチック基材に対する密着性が高く、塗工性に優れているようで、インキだけでなく、ハードコートや粘着層、離型層にも対応できるため、さまざまな用途に活用できると期待されています。
プラスチックのリサイクルは、環境保全の面からも喫緊の課題となっていて、新しく開発されたプライマーはインキの除去を容易にし、再生用途の可能性を広げるとして、期待が持たれています。
「容器回収リサイクルプログラム」拡充!
2023年08月31日
ロフトは「できることから。環境を考えるきっかけに。」を合言葉に、「ロフト グリーンプロジェクト リサイクルプログラム」として使用済み容器店頭回収プログラムを化粧品メーカー各社・ブランドと横断的に取り組みを行っていて、2021年10月より始動し、翌年10月からは全国のロフトに拠点を拡充し、徐々に認知が進み、2023年7月末までの回収実績は、累計で2,120㎏となったのだそうです。
そこで今回、第4弾として2023年9月1日(金)よりスタートする「ロフト グリーンプロジェクト リサイクルプログラム2023」では、化粧品ブランド・メーカーに新規で10ブランドが賛同し、計35ブランドの協力のもと、本プログラムの認知をさらに図りつつ、継続していくようです。
ロフト グリーンプロジェクト リサイクルプログラム2023(第4弾)
- 会期:2023年9月1日(金)~2024年8月31日(土)(予定)
- 展開店舗:ロフト全店(国内152店舗) ※2023年9月1日(金)時点
- 賛同メーカー・ブランド:35ブランド ※第3弾は33ブランド
- 展開内容:使用済み化粧品の容器回収BOXの設置・リサイクル
テラサイクルジャパン合同会社(神奈川県横浜市/アジア太平洋統括責任者エリック・カワバタ)と化粧品メーカー各社との取り組みとして、「ロフト グリーンプロジェクト リサイクルプログラム」に賛同頂いたメーカー・ブランドとの横断的な店頭回収プログラムをロフト国内全店舗にて拡大、実施しています。
また、ロフトでは、その他にもリサイクルプログラムの取り組みとして、繊維回収拠点・循環型プラットホーム 「BIOLOGIC LOOP(ビオロジックループ)」の取り組み(8店舗)や、使用済みペンのリサイクルプログラム「はじめよう、ペンのリサイクル2023」(株式会社パイロットコーポレーション)の取り組み(89店舗)も展開しています。
祇園祭ごみゼロ大作戦
2023年07月05日
UniLifeのブランドで全国の学生マンションの企画開発・仲介斡旋・運営管理までをトータルで行う株式会社ジェイ・エス・ビーが、日本三大祭りの一つとして知られる京都の祇園祭において、日本最大級となるリユース食器の活用やごみ回収ブースの運営を行う「祇園祭ごみゼロ大作戦」に特別協賛します。
7月15日・16日、多くの学生を含む2000名を超えるボランティアスタッフがごみゼロ活動を行うのだそうですよ。
祇園祭の山場となる山鉾巡行前の宵山行事期間中は、多くの夜店・屋台が広範囲で立ち並び、国内外から多くの来場者が訪れ、来場者数に比例して課題となるのが廃棄物であり、環境負荷が大きく掛かり、そこで京都市長等の呼びかけにより、夜店や屋台の協力のもと、日本初、そして世界初の試みとして、約21万食分の使い捨て食器をリユース食器に切り替える活動を行ったのが2014年より実施されている「ごみゼロ大作戦」。
当日は、ボランティアスタッフによるエコステーションの運営やごみの分別作業等が行われ、以降、毎年実施されるようになり、2013年に祇園祭で発生した57トンのごみは大幅に減量され、昨年2022年には33トンにまで抑えられています。
- 目的:祇園祭宵山行事におけるリユース食器を活用したごみゼロ活動
- 主催:一般社団法人 祇園祭ごみゼロ大作戦 共催:京都市
- 期間:2023年7月15日~7月16日(前祭)
- 活動:祇園祭のリユース食器オペレーションの実施、祇園祭飲食出展者へのリユース食器貸し出し、資源の分別活動、散乱ごみの清掃活動
- 人員:約2000名のボランティアスタッフが参加
- 来場:55万人(2022年前祭)
- 場所:京都市内 鉾町一帯
- 実績:2022年のごみの総量は33トンに抑制